笑歯肉とは?

笑った時や話をしている時など、歯茎が露出してしまう状態を笑歯肉と言います。どんなに顔立ちや歯並びがキレイでも、歯茎が目立ってしまうような口元では、かわいらしい笑顔も台無しですね。お顔の印象も変わってしまいます。若い女性では特に精神面でもコンプレックスになってしまったり、素直に笑うことさえためらわれたりするようになることも少なくないようです。笑歯肉の治療はこのようなメンタル面も含めた治療が必要です。笑歯肉は歯茎と上唇の間のポケットが深い方や上顎が突き出ている方に見られる症状です。このようになってしまうと自然に治ることは難しく、手術や治療が必要になりますが、専門医に正確な診断をしてもらい、原因に応じた治療が必要です。笑歯肉の軽度の治療の場合では矯正治療で済みますが、歯茎が大きく見えてしまっている場合など重度の場合は矯正や形成外科での治療が必要になります。笑歯肉で悩む方は大人に限らず子供の例もたくさんあります。ただ子供の場合は乳歯から永久歯に生えかわる前なら、永久歯に生えかわる時には改善しているという例もあります。笑歯肉の原因は遺伝性のものや、口の周りの筋肉が普通の人より弱いことなどがあげられますので生活習慣の見直しも大切です。早期に医師の診断を受けて適切な治療をし、素敵な笑顔でおもいきり笑えるようになるといいですね。

笑歯肉の治療方法

歯科で行われる笑歯肉の治療方法には、単独で矯正治療をする方法と、矯正用のインプラントを併用する方法や外科手術などがあります。単独で矯正治療をする場合、ほんの数ミリしか移動することが出来ないためあまり効果は期待できません。笑歯肉の程度が軽度の方に限って行います。矯正用のインプラントを併用する場合、骨の中に土台となる矯正用に作られたインプラントを埋め込んで歯を動かすという治療方法になります。笑歯肉の治療期間の短縮だけでなく、外科手術が必要な方の治療も可能にする方法で、単独の矯正治療よりも効果が期待されます。ただし骨の成長がある程度治まった16歳以上とされています。笑歯肉治療の矯正用インプラントには「SMAP(スマップ)」、「K-1システム」、「MIA(マイクロプラント)」、通常のインプラントなどの種類がありますが、比較的歯茎の移動が少ないことから笑歯肉の程度が軽い場合には、「K-1システム」が使用されます。インプラントは、麻酔から治療終了まで、30分〜2時間と、その程度や本数によって治療時間は大きく変わります。外科手術を併用して行う方法は、歯が埋まっている骨自体を動かすので、笑歯肉の矯正治療の中では、最も治療効果が期待できるといわれている方法です。この場合の手術費用は保険の適用範囲ですし、高額療養費の申請もできますので、他の治療と比べて安く済みます。美容外科や形成外科で受けられる笑歯肉の治療方法としては、「ボトックス注入」というプチ整形があります。ボトックスは顔の表情筋のみに効果があるプチ整形で、笑歯肉の他にも、額や眉間、目じり、えら、オトガイの治療にも使用されています。ボトックス注入には、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌスタイプAトキシン製剤が使用されます。皮膚や口腔内を切るような、メスを使う手術に不安がある人にとっては、気軽に笑歯肉を治療できる方法と言えます。ボトックスは表情筋の緊張をゆるめたりするなど、筋肉の過剰な活動を抑制する効果があり、笑うと歯茎が見えすぎてしまう筋肉の動きを抑制させる治療です。ボトックスによる笑歯肉治療のメリットは、個人差はあるものの誰にでも効果が出ること、注射によって液を注入するだけの治療なので、傷や腫れがないことなどから手軽といえます。また、デメリットは、まれに内出血してしまうこと、効果が持続するのは5〜6ヶ月程度と、時期が経てば又、笑歯肉に戻ってしまうため継続的に治療を続けなくてはいないことなどです。ボトックスは、比較的簡単に笑歯肉の療を行うことができますが、効果や副作用は、そのクリニックによっても違いがあります。安心して治療を受けられるよう、事前のカウンセリングも大切になってきます。

笑歯肉の治療・・・美容整形・審美歯科

笑歯肉の治療で「鼻柱基部プロテーゼ挿入法(挿入術)」は、本来は鼻や口元の美容整形として行われている手術ですが笑歯肉にも効果的といわれています。鼻柱基部プロテーゼ挿入法は、鼻柱の付け根を持ち上げて前方に出すことによって、笑歯肉を改善するための手術です。鼻柱基部プロテーゼ挿入法の手術は、局所麻酔をし、口の中の粘膜を切開して鼻中隔下制筋を切離し、特殊なシリコンプロテーゼを鼻柱基部に挿入して鼻唇角を広げ、歯茎が大きく見えるのを目立たなくするという手術です。笑歯肉の鼻柱基部プロテーゼ挿入法に使用されるシリコンプロテーゼは、耐久性にも優れていて人工血管として心臓のバイパス手術などにも使用されているシリコンと同じ素材の物を使いますので安全は保証されています。鼻柱基部プロテーゼ挿入法も、他の笑歯肉治療と同じく、傷が表面に見えることはありません。しかし、腫れは2〜3日続き、約2〜3週間程度経たないと、自然な感じには戻りません。術後2〜3日程度は、シリコンプロテーゼが移動しないよう、鼻下をテープで固定することも必要になります。鼻柱基部プロテーゼ挿入法の術後、当日からシャワーや入浴が可能で、洗髪も翌日からできますが、顔を濡らさないように注意しなくてはいけません。ポイントメイクも当日から可能ですが、洗顔は鼻下を固定しているテープが取れてからになるので、化粧はできるだけ避けた方がいいでしょう。また、1週間くらいはうつぶせで寝ないなど、笑歯肉治療後も鼻や口元をぶつけないような注意が必要です。審美歯科で行う笑歯肉の矯正治療期間は、約1〜2年で、費用は約100万円程度と高額です。歯を削らずに済むことが多いのですが、治療期間が長く、口元に強い違和感を感じることがあるようです。自分の歯を小さく削って差し歯にする治療や、セラミッククラウンなどの「補綴治療」、歯茎の切除治療をする場合は、歯1本に対して10万円以上の費用がかかります。治療期間は矯正治療に比べて5ヶ月と短いのですが、自分の歯を削るということに、抵抗を持つ人もいるでしょう。歯茎を自然な状態に調整する笑歯肉修整は、口内を施術するので傷跡が表に出ません。過剰に見えてしまっている歯茎を、調整、縫合する方法なので、施術時間も約30〜40分と、短時間で終わらせることができ、その後の通院は数回でいいようです。口の中を縫合しているので、施術後1週間くらいは口元が腫れますし、歯磨きもできないため、うがい薬を使ってのうがいのみの生活になります。また、2週間程度は、刺激の強い食べ物も控えなくてはいけません。女性の場合は特に口元の腫れを気にしてしまいますので、施術後1週間くらいは、マスクをして生活をするという方が多いようです。

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